コンゴウ国の人々
■”国知らすの”ニムロン・マーブルフィスト
ゴールド・ドワーフ、男、276歳、[秩序にして中立]
サムライLV7、アリストクラーテ(キング)LV8
現コンゴウ国王。しかし戴冠したのは、コンゴウ国が滅ぼされ、前王ロンガルドが死去した後。
この事から”国知らず”として揶揄される。十数年前にヴェラダイン評議員になる前のシュウと、コンゴウ国を取り戻す冒険に出るが、出現したフィルスネイカーに破れ、右足付随の状態で何とか逃げ出した。(現在はシュウのリジェネレイトで回復している)
生き残った僅かなドワーフと、コンゴウ国の近くカシワイ谷に小集落を作って暮らしている。失意のどん底にあり、絶望の中、滅びを待つだけの自暴自棄な生活をしている。
【更新】
フィルスネイカーが倒され、コンゴウ国の脅威が取り除かれると、ニムロンは正式に王位を王女グローナに譲り、静かな余生を送っている。
■グローナ・マーブルフィスト
ゴールド・ドワーフ、女、37歳(故人)、[秩序にして善]
サムライLV3
ニムロン王の娘。困窮する一族を救うため、静止を振り切ってコンゴウ国へ挑む。
しかし”デス・アイ”バラックたち盗賊団に捕まるが、最期まで深部へ進む扉の開放手段を教えなかったため、殺されてしまう。遺体はコンゴウ国近くの清涼な泉に沈んでいる。
【更新】
冒険者たちの見つけた”護国の宝剣”ムネチカのウィッシュによって蘇生。フィルスネイカーが倒され、コンゴウ国の脅威が取り除かれてからは、正式に戴冠し、コンゴウ国女王となる。
コンゴウ国復興の報がパルムフェンス中に知れ渡ると、100年前に国を去ったゴールド・ドワーフたちが続々と帰郷しており、再建がみるみると進んでいる。
■カグヤ・スノーホワイト
ハーフエルフ(ワーウルフ)、女、20歳、[秩序にして中立]
サムライLV5、クレリック(ミストラ)LV2
かつての仲間。ライカンスロピーの治療のためにヴェラダインへ向かうが、不慣れな土地で迷ってしまい、疾患してしまう。人里を離れて森をさまよっていたところ、シルゼに出会って精神的に立ち直る。
サムライの奥義を求めてコンゴウへ向かい、ライカンスローピィの制御法と治療法を探りつつ、カシワイ谷のドワーフ庄で用心棒として暮らしている。彼女の家の地下には頑丈な牢があり、満月が近づくとそこに籠もって、変身が終わるまで過ごす。
【更新】
コンゴウ国の秘宝”継承者の石”の力によって、ライカンスローピィは取り除かれた。コンゴウ国復興後は、グローナ女王の親衛隊長として”サムライ大将”の称号を得る。
■シルゼ・エレノア
ウッド・エルフ、女、115歳、[中立にして善]
ドルイドLV7
シルゼは沈黙の森に住む隠者である。人間の街に比べれば、エルフの里は自然を厭っているが、彼女はそれ以上の世界にいることを望んでいる。木漏れ日や月明かりを好み、風に揺らぐ葉ずれの音を聞き、這う虫や四つ足の仲間たちといることに幸せを感じるのだ。それは大自然への信仰である。
ドルイドの相棒であるフォウは、通常の個体よりも強く、賢く成長しており、なついている。シルゼを群れの一員として迎えているのだ。
「沈黙の森ですって?こんなにもあなたたちの横暴に抗議する森の声が聞こえないのなら……いいわ、私が変わりに伝えてあげる。」
カグヤの旅仲間としてコンゴウ国にたどり着き、不甲斐ないドワーフたちに苛立ちつつも復興に手を貸している。
【更新】
コンゴウ国復興後は、”サムライ大将”となったカグヤとともに再興に手を貸している。冒険の旅を終える決意をしたカグヤと違い、シルゼはもう少しだけコンゴウ国の行く末を見守ったら、新たな旅に出ようと思っている。
■フォウ
ウルフ、雌、?歳、[真なる中立]
シルゼと共にある動物の相棒。彼女は沈黙の森に棲む狼の群れのリーダーである。自分の子供たちや仲間と同様にシルゼも群れの一員とみなしている。