パルムフェンス キャンペーン

D&D3.5 オリジナルキャンペーン資料

オーク

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オークは、生き延びるためには可能な限り広い領土を征服しなければならないと妄信している。そのため周囲のクリーチャーと不和を生じる。彼らは絶えず、人型生物諸種族(オークの他部族も含まれる)と戦争しているか、さもなくばその準備をしている。オークは一時的に他の人型生物種族と同盟を組むことはあるが、オークが指揮を取るのでなければ、すぐに反乱を起こす。
オークは父系制であり、女は良くて価値ある所有物、悪くて家財道具扱いである。男のオークは己の価値を戦での強さや財産、領地の広さだけでなく、所有する女の数、生ませた男の子供の数でもはかる。彼らは戦でついた傷跡を誇りにし、何か大きなことを成し遂げた後や人生の節目などで、しばしば己の身体に儀式的な傷を刻む。
オークは全ての単純武器に習熟しており、短時間で最も高いダメージを叩き出す武器を好む。戦士クラスの者は、ファルシオンやグレットアックスなどにも習熟している。遮蔽困難を得て攻撃したり、不意打ちを仕掛けることを得意とし、戦争に関する決まり事(休戦協定など)は、自分たちに都合のよい時だけ従う。
オークの呪文の使い手は、権力欲が強く、戦士のリーダーたちとの間に確執を生み、時に部族を分裂させてしまうこともある。
オークのクレリックは、片目の神グルームシュを主神格とする。彼は己の民の中に平和を求める兆候が現れることを一切許さない。
 
 ■オーク 1LVウォーリア Orc  <知識(地域)11>
脅威度:1/2、中型サイズの人型生物(オーク)、しばしば混沌にして悪
HD:1d8+1、hp5
イニシア:+0、移動速度30ft(6マス)
AC13 (+3スタデッド・レザー)
接触10 / 立ちすくみ13、基本攻撃+1、組み付き+4
近接攻撃+4 (2d4+4、ファルシオン)
全力攻撃+4 (2d4+4、ファルシオン)
遠隔攻撃+1 (1d6+3、ジャヴェリン)
接敵面/間合い:5ft / 5ft、SV頑健:3 / 反応:0 / 意志:-2
筋17+3,敏11+0,耐12+1,知8-1,判7-2,魅6-2
《暗視60ft》《光に過敏》
<聞き耳+1><視認+1>
《鋭敏感覚》
登場シナリオ:第4話
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 ■オーク 3LVファイター Orc  <知識(地域)11>
脅威度:3、中型サイズの人型生物(オーク)、しばしば混沌にして悪
HD:3d10+3、hp23
イニシア:+0、移動速度20ft(4マス)
AC16 (+5チェインメイル、+1バックラー)
接触10 / 立ちすくみ16、基本攻撃+3、組み付き+6
近接攻撃+7 (2d4+4、18-20、高品質ファルシオン)
全力攻撃+7 (2d4+4、18-20、高品質ファルシオン)
遠隔攻撃+3 (1d8、ライト・クロスボウ)
接敵面/間合い:5ft / 5ft、SV頑健:4 / 反応:1 / 意志:1
筋17+3,敏11+0,耐12+1,知8-1,判7-2,魅6-2
《暗視60ft》《光に過敏》
<威圧+1><聞き耳+1><視認+1><跳躍+1><登攀+1>
《鋭敏感覚》《武器熟練:ファルシオン》《強打》
登場シナリオ:第7話、第8話
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グンバド オーク4LVファイター <地域13>
脅威度:4、中型サイズの人型生物(オーク)、[混沌にして悪]
HD:4d10+3、hp30
イニシア:0、速度20ft(4マス)
AC18 (+8スパイクト・フル・プレート)
接触10 / 立ちすくみ18、基本攻撃+4、組み付き+7
近接攻撃+10 (1d10+6 / *3、高品質ハルバード)
近接攻撃+10 (2d4+6 / 18-20*2、高品質ファルシオン)
接敵面/間合い:5ft / 5ft、SV頑健:5 / 反応:1 / 意志:-1
18+4,敏10+0,耐12+1,知8-1,判9-1,魅6-2
《暗視60ft》《光に過敏:目がくらんだ状態 (攻撃<視認><捜索>-1)》
<威圧2><聞き耳+3><視認+3>
《鋭敏感覚》《武器熟練:ハルバード》《強打》《武器破壊強化》
登場シナリオ:第8話
このオークは、見事な造りのハルバードを持ち、鋭いトゲトゲのスパイクが付いたフル・プレートを着ている。彼のために作られた物ではないだろう。オークは生産的な活動はしない。武器の手入れすらしない。それよりも奪った方が早いと考えているからだ。彼らの所有物は、どれも誰かから奪ったものだ!!
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ダウフル オーク 5LVクレリック(グルームシュ 悪/戦)
中型サイズの人型生物 <地域13>
脅威度:5、[秩序にして悪]、オーク語、共通語
HD:5d8+15、hp40
イニシア:1、速度30ft(6マス)
AC18 (+1敏、+7ハーフプレート)
接触11 / 立ちすくみ17、基本攻撃+3、組み付き+4
近接攻撃+6 (1d8+2/*3、ロングスピア)
遠隔攻撃+4 (1d6+1、ジャヴェリン) 30ft(6マス)
接敵面/間合い:5ft / 10ft、SV頑健:7 / 反応:2 / 意志:7
10+1,敏11+1,耐14+3,知11+0,判14+3,魅10+2
《暗視60ft》《光に過敏:目がくらんだ状態 (攻撃<視認><捜索>-1)》
<交渉+><呪文学+><精神集中+><知識(次元界)+><知識(宗教)+><知識(神秘学)+><知識(歴史)+><治療+>
<威圧+><聞き耳+><交渉+><視認+><精神集中+><生存+><捜索+>
《武器熟練(ロングスピア)》《アンデッド威伏》
悪:[悪]呪文を術者LV+1、戦:《軍用武器習熟》《武器熟練》
0LV呪文:5 ガイダンス、ディテクト・マジック、ライト、レジスタンス2
1LV呪文:4+1 キュア・ライト・ウーンズ、コーズ・フィアー、シールド・オブ・フェイス、ブレス、プロテクション・フロム・グッド+1
2LV呪文:3+1 カーム・エモーションズ、キュア・モデレット・ウーンズ、サイレンス、スピリチュアル・ウェポン
登場シナリオ:第8話

ダウフルはスプリンタード・スカル族のオークであり、かつての族長を陰で支配していたクレリックである。彼の仕えるオークの主神グルームシュの邪悪な教義のとおり、血と破壊、そしてそれを容易にもたらす戦争を好んでいる。族長がバラックに殺されて以来、バラックに従っている。バラックは彼が裏で支配するまでもなく、争いを好んでいる。
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ディアー・ダック オーク 6LVサムライ
中型サイズの人型生物 <地域13>
脅威度:6、、[秩序にして悪]、共通語、オーク語
HD:6d10+12、hp50
イニシア:1、速度20ft(4マス)
AC19 (+1敏、+8高品質フル・プレート)
接触11 / 立ちすくみ18、基本攻撃+6 / +1、組み付き+9
近接攻撃+9 (1d10+3 /19-20*2、高品質バスタード・ソード)
近接攻撃+8 (1d6+4 /19-20*2、ショート・ソード+スペル・ストアリング)
全力攻撃+9 (1d10+3 /19-20*2、高品質バスタード・ソード)
および+4 (1d10+3 /19-20*2、高品質バスタード・ソード)
および+8 (1d6+4 /19-20*2、ショート・ソード+スペル・ストアリング)
および+3 (1d6+4 /19-20*2、ショート・ソード+スペル・ストアリング)
遠隔攻撃+7 (1d8 /*3、ロングボウ) 100ft(20マス)
接敵面/間合い:5ft / 5ft、SV頑健:7 / 反応:3 / 意志:2
16+3,敏12+1,耐14+2,知8-1,判10+0,魅12+1
《暗視60ft》《光に過敏:目がくらんだ状態 (攻撃<視認><捜索>-1)》
<威圧+><騎乗+><交渉+><真意看破+><精神集中+><知識(貴族および王族)+><知識(歴史)>
<威圧><隠れ身><鑑定><聞き耳><騎乗><偽造><交渉><視認><忍び足><情報収集><真意看破><水泳><精神集中><生存><捜索><脱出術><跳躍><登攀><縄使い><はったり><平衡感覚><変装>
《大小習熟》《二刀一体》《居合の達人》《眼光》
・気合の一撃:1日1回、功とダメに+1魅ボーナス
《回避》《強打》
登場シナリオ:第8話

ディアー・ダックはスプリンタード・スカル族の用心棒だったサムライだ。オークたちは長い戦いの歴史の中で戦略や戦術を編み出し、時に独自の特技をも生み出してきた(オーク・ダブル・アックスなど)。コンゴウ国が健在だった頃、ドワーフたちに対抗するべくオークたちもまたサムライ道を極めようとした。敵の武器を使おうというのだ。コンゴウ国の滅亡と共にオークたちのサムライ文化もほとんど失われたが、その技を継承している一族がいる。彼らは戦争を愛するオークとは違い、隠れ里に住んで己のためにただ修練を積んでいる。その中でも極稀に道を踏み外して追放されたり、あるいは外の世界にこそ真の修練があると考えたりして、里を出る者がいる。ディアー・ダックはそうして里を出た者の一人だ。彼はサムライ道を極めるには素振りではなく、人斬りこそが相応しいと考えており、用心棒をしていない時はいずれかの街道で辻斬りをして腕を磨いている。
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